犬との上手な遊び方5つ。しつけと遊びを両立しよう

犬を飼うに当たって大事なのが「一緒に遊ぶ」こと。

人間の子供と同じで、犬も遊びの中から様々なことを覚えて育っていきます。

そのため、犬を家族に迎えた時には犬と適度に遊ぶことをしなければいけません。

犬によって好きな遊びは異なってきますが、初めて犬を迎える人はどうやって遊んだらいいかわからないかと思います。

そこで今回は犬との上手な遊び方をご紹介します。

おやつを使ってしつけしながら遊ぶ

子犬にとって大事になってくるのが「しつけ」です。

お座りや待てなどの基本の動きを教えておかないと、いざという時に飼い主の言うことが聞かなくなってしまいます。

そこで、子犬のうちの遊びながら「しつけ」をしましょう。

やり方は簡単で、クッキーなどのおやつを準備します。

飼い主の指示に従うことができればおやつをあげて、思いっきり撫でて「よしよし」と声をだして褒めてあげます。

そうすることで、犬は飼い主さんのいうことを聞けばおやつがもらえてたくさん褒めてもらえると学習するので指示に従うようになります。

お座りや待てだけでなく、お手やまわれなどの動きが加わる芸や、遠くにあるおもちゃを持ってくるなどの特技を教えながらしつけをすれば、「遊び→しつけ」になるので、犬も飼い主さんも楽しみながら遊びができるようです。

ボールを使って遊ぶ

犬と遊ぶ定番といえば「ボール」です。

広い公園やお庭など、周りに人がいないところでリードを繋いで遊ぶようにするなどのルールを守ることが前提ですが、このボールを追いかけさせる遊びは犬にとって良いことばかり。

大きな犬になるとやはり散歩だけでは運動量を補うことが難しく、運動不足になってストレスが溜まったり、本来の運動機能が退化してしまったりするのです。

それを解消してくれるのがこのボール遊びです。

ボールを追いかけると、犬はボールの動きに合わせて機敏にさまざまな筋肉を動かし運動することができ、単純に歩いたり走ったりするよりも小さな範囲の中で、効率的に運動量を重ねることができます。

さらに、ボールを拾って飼い主さんに渡す→褒めてもらう→取りに行くという動きは、多くの犬種の犬がかつて狩りでやっていた動きなので、犬も本能を少しだけ思い出して遊ぶことができるのかもしれません。

ただし、ボール遊びで気を付けてほしいのは「誤飲」です。

ボールが小さすぎると謝って飲み込んでしまい、大事になってしまうという事故が多くあるようなので、犬が飲み込まないサイズで滑りにくいボールをペットショップなどで探すようにしましょう。

また、公園などでは犬の放し飼いやボール遊びを禁止している場所もあるので、ルールを守るようにしてください。

ドッグランでのびのび走る

いつものお散歩ではリードに繋がれて、のびのび走れていない犬たち。

室内飼いの犬が家の中を走り回っているけどなんだか窮屈そう…。

そんなときに犬の心を解放してくれる遊びというのが「ドックラン」です。

広い場所で制限なく走り回れるというのは、おもちゃやおやつを使った遊びよりも犬本来の姿には合っているのかもしれません。

ですので、普段のおもちゃ遊びに犬が慣れてきたらドッグランに連れて行きましょう。

広い場所でのびのびと走ることができて、犬のストレスも一気に吹き飛ぶ。

ドッグランに行ったなら、ボールなどの普段の遊びを取り入れると効果大です。

いざという時のために大好きなおやつも持っていくようにしましょう。

また、他の犬とのトラブルを避けるために、利用するドッグランのルールを守るようにしましょう。

食べれるおもちゃを用意しておく

仕事をしているとどうしても犬を一人にする時間が増えてしまいますよね。

そんなときに、犬が一人で夢中になって遊べるおもちゃは「食べれるおもちゃ」。

骨の形をした噛んでストレスを発散できる・食べれるおもちゃは、犬のストレス発散・歯磨き・遊びの三つの役割をしてくれるでしょう。

飼い主さんの一緒に遊ぶのもいいですが、飼い主さんがいないときはおいしく楽しく遊べるこの食べれるおもちゃが、犬の強い味方になってくれるでしょう。

スキンシップが一番の遊び

犬にとって何よりもうれしいのは飼い主さんに褒めてもらうこと構ってもらう事です。

頭を撫でてあげたり抱っこしてあげたり、おもちゃが無くてもおやつが無くても飼い主さんと触れ合うことができ、飼い主さんが喜んでいるところを感じ取ることができれば犬は幸せを感じます。

そのため、おやつやおもちゃ、ドッグランに行く時間がなくても、日頃から犬を撫でて抱っこして話しかけてあげましょう。

しつけも含めて上手に遊ぼう

犬と遊ぶということは遊ぶだけでなく、犬のためになることを遊びの中に取り入れたいものです。

それでも一番大事なのは、飼い主さんが犬を好きでいてあげる気持ちなのかもしれません。