金魚水槽のエアポンプの選び方

最終更新日:2015年7月30日

金魚を飼う際によく使われる機器としてエアポンプがあります。

酸素の供給やろ過の動力として、古くから使われているアイテムです。

そんなエアポンプも選び方にはちょっとしたコツがあるのでご紹介します。


1.水槽の大きさで選ぶ

エアポンプはそのパワーが小さいと、水深の深い水槽などでは水圧にエアの圧力が負けて、エアが出てこない場合があります。

水深が深いほど水圧が大きくなるので、それだけ出力の大きなポンプが必要になります。

何の機器に使用するかにもよりますが、基本的には多少パワーに余裕のあるポンプを使用したほうが無難です。

ポンプを買ってきて繋いでみたらエアが出てこない、なんてことになったら目も当てられません。

少し大きめのポンプを選んで、エアバルブなどをつけてエア量の調整をするのが一般的です。

もちろんポンプ自体に調整機能があればそれを使っても構いません。

エアバルブを使用する場合、あまりにも絞りすぎるとポンプに負荷がかかりすぎてマズいですが、多少絞る分には問題ありません。


2.つなぐ機器によって選ぶ

エアポンプをつなぐ機器としては、投げ込みフィルター、底面フィルター、スポンジフィルター、エアストーンなどのエアレーション機器、などがあります。

こうした機器も、設置する水槽の大きさによって、様々な大きさのものがラインアップされているので、まずはその大きさにあったエアポンプを選ぶことが大切です。

大抵の場合、これらの機器の説明書きには、ポンプや適正な水槽の大きさや吐出量などが記述されているので、その辺を参考にするとよいでしょう。

またこうした機器を複数使用する場合、ポンプを複数使うよりは大きなポンプ1台で稼働したほうが、音も静かで経済的です。

エアポンプは実際には使ってみないと、どの程度のパワーなのかわからない、というのが本音です。

ですので、自分で良さそうと思うものを買って使ってみて、ダメなら違うポンプを検討する、でもいいかもしれません。

エアポンプ自身はそれほど高価なものではありませんし、ポンプを数台所有することになっても困ることはありません。

金魚などを飼っていると、病気その他の理由で別水槽で飼うこともありますし、急にエアポンプが必要になることも多々あります。

こうしたことからも、余分にポンプを持っていても決して無駄にはなりません。

3.設置場所によって選ぶ

エアポンプの設置場所は、基本的には水槽のすぐそばが理想的です。

水槽の近くに置くことで、エアチューブも短くて済みますし、エアの圧力損失を最小限に抑えられるからです。

そうすることで、少しでも出力・消費電力の小さなポンプでまかなう、といったことも可能となります。

いろいろな事情によって水槽の近くにポンプを置けない場合は、チューブ長が長くなってしまうため、それだけ大きな出力のポンプが必要になります。

金魚を飼うには、エアポンプ、水中ポンプ、照明など思いのほか電気を使います。

ひとつひとつの電気代などは金銭的には微々たるものでしょうが、こうしたことの積み重ねが省エネにつながります。


4.音の大きさで選ぶ

エアポンプは何かと音がうるさいものです。

今時のエアポンプは一昔前から比べると、大分静かになったとは思いますが、それでもやはり音はします。

エアポンプの静かさはメーカーや機種などによっても異なりますし、また個体差・調整によっても違ってきます。

それから、うるさい・静かというのは、人によっても、設置場所によっても感じ方が変わってくるものです。

商品の口コミなどは参考になるかとは思いますが、最終的には購入して実際に設置・稼働してみないとわからないのが実情です。

とはいえポンプ自体の音は、ポンプを囲うとか、エアチャンバーを設けるとか、静かにする工夫はいくらでもできます。

ですので、静かなポンプを欲しいと思うのは人情ですが、あまりにその一点に関してこだわりすぎる必要はないと思います。

どれを選んでも結局は一緒、くらいに思っておけばあまり気にもならなくなります。

エアポンプを使っていて気になるのは、ポンプの音よりむしろエアの破裂音ではないでしょうか。

水槽内から聞こえてくる「ボコボコ」「シュワシュワ」と言ったエアの破裂音は、なかなかどうして消せるものではありません。

ポンプ自体の音よりこっちの方がうるさく感じるくらいです。

エアポンプというのは、使うと何かしら音が出てうるさく感じるものだと思っておきましょう。

5.吐出量・消費電力で選ぶ

エアポンプの消費電力は1~3W程度で、月の電気代は100円かからない程度で済みます。

ですので、電気代を気にしてポンプ選びをしている人はほとんどいないのではないかと思います。

最終的には期待したエアの量が出てくれればそれでよい、となるのではないでしょうか。

ところがメーカー間などで同じ消費電力でも、エアの吐出量が違ったりすることがあります。

電気代としては大した違いはありませんが、どうせ選ぶなら少ない電力で大きな吐出量のポンプを選びたいところです。

一概には言えませんが、経験的にこうしたポンプのほうが長持ちするような気もします。

エアポンプを上手に活用して金魚を飼おう

エアポンプはその大きさや出力量など様々なものがあります。

この中から選ぶポイントとして大事なのはやはり、水槽の大きさや設置場所に応じたものを選ぶということになります。

また最近のポンプは音が小さくなったとはいえ、やはり無音ではないので、そこはあまり期待し過ぎないほうが賢明です。

いずれ、金魚にとっては好気的な飼育環境を作ってくれるアイテムですので、上手に選んで上手に活用しましょう。

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