子猫の鳴いている姿はいつ見ても可愛らしいですが、いつまでも鳴いていると何かあるのか不安になりますよね。
何をしてあげれば良いかも分からず戸惑ってしまいますが、子猫がニャーニャーと鳴く時に考えられる理由をご紹介します。
お腹が空いている
子猫は1日に18時間くらいは寝て過ごしていることがあります。
だんだんと大きくなるにつれて睡眠時間も少なくなっていきますが、子猫の時期にはほとんどを寝て過ごしています。
また栄養をたくさん摂らなければいけないので、ご飯もたくさん食べさせてあげる必要があります。
子猫の場合には1度にたくさんご飯をあげると、消化不良を起こしてしまうことがあるので、少ない量にして回数を多くしてあげるようにしましょう。
そのため、寝て起きる時にはお腹が空いている状態なので、ニャーニャーと鳴いてお腹が空いていることをアピールしているのです。
子猫の時期によっても違いますが、ミルクをあげたり子猫用に離乳食をあげてたくさん食べさせてあげましょう。
子猫の時期には栄養がたくさん摂った方が良いので、消化不良を起こさない程度でたくさん食べさせた方が元気に育ちます。
寂しがっている
子猫は誰かと遊んだり甘えたいと思っている時期でもあります。
親猫がいて兄弟がいれば寂しい思いをしないで済みますが、1匹で飼っている子猫の場合にはとても寂しい思いをしていることでしょう。
猫は1匹で行動したりするのが好きで、気まぐれな性格の持ち主ですが、子猫の時期にはやっぱり親猫や兄弟がいないと寂しいものです。
飼い主がその分遊んであげることで寂しさを紛らわせてあげることができます。
1日の大半を寝て過ごしていますが、起きた時には常に1匹の状態なので寂しいと思うでしょう。
ニャーニャーと鳴いて寂しさをアピールすれば、飼い主が来て遊んでくれます。
ある程度大きくなるまでは1匹でいるのはやはり寂しいものなので、ニャーニャーと鳴いたらできるだけ遊んであげましょう。
不安を感じている
子猫は1匹でいる時には、親猫や遊び相手がいないと寂しいと思うでしょう。
そして1匹でいることで、とても不安な気持ちになっていきます。
猫は本来は生まれた時に親猫がいたリ、兄弟が何匹かいるので寂しい思いをすることはありません。
子猫時代には兄弟もたくさんいるので遊び相手もいますし、親猫に甘えることもできます。
そして、だんだんと成長するにしたがって独立心が芽生えていき、単独行動をするようになっていきます。
しかし、子猫の時にはまだ独立心もない時期なので、とても不安な状態で過ごしているのです。
知らない場所に親猫や兄弟もいなければ、心細くなって当然です。
できるだけ不安な気持ちにならないように、一緒に遊んで構ってあげることが大切です。
飼い主がエサをくれたり構ってくれる親だと思えば、不安や寂しさも無くなっていくでしょう。
寒い
猫は寒さに弱い動物ですが、子猫の時にはもっと寒さに弱い時期です。
成猫になると家の中を探検して、自分が安心できる場所を見つけたり、昼寝ができる暖かい場所を探すことが得意になります。
しかし子猫の場合はろくに動き回ることもできないので、暖かい場所を探すことができません。
暖房がついているとは言え、それでも猫にとっては寒いと感じますし、ストーブの近くのように熱いくらいが猫にとっては快適です。
子猫は自分で暖かい場所にいけないので、ニャーニャーと鳴いて寒いことをアピールしています。
親猫がいればくっついて温まることもできますが、1匹の場合には寒いことをニャーニャーと鳴いてアピールするしかありません。
遊んでほしい
子猫の場合の1日のサイクルはほとんど寝て過ごしていますが、起きた時にはエサを食べてトイレをすると、残りは元気に遊ぶことが日課です。
遊び相手がいれば良いのですが、1匹しかいない場合にはまだ独立心もない時期なので、誰かと一緒に遊びたいと思っています。
もちろん遊び相手は飼い主なので、ニャーニャーと鳴いて一緒に遊んでとおねだりしているのです。
子猫の時期はたくさん食べて、遊んで、よく寝ることが成長にはとても大切なので、なるべくたくさん遊んであげましょう。
そのうちに縄張り意識を持ち始めると、だんだんと家の中を探検したりしますが、それでも気まぐれで自分が遊びたいと思ったらニャーニャーと鳴いて遊んでアピールをしてきます。
その場合は、できるだけ遊んであげて、元気の育ってもらいましょう。
猫が鳴く理由を知ろう
子猫がニャーニャーと鳴いているのは、自分の要求を必死に伝えていることが多いです。
まだ自分で好きに動き回ることもできない時期ですし、遊んだり甘えたい時期でもあります。
特に栄養を考えてご飯の回数も多くあげなければいけない時期ですし、体調管理にも気をつけたいので、できるだけたくさん構ってあげるようにしてください。