三毛猫は日本においては一、二を争うほどポピュラーな猫の種類です。

三色の毛が生えている猫のことなのですが、血統的には雑種と呼ばれるものになり、一般的にその色は白、茶、黒色です。

しかし時々白、茶、こげ茶の三色のものもいて「キジ三色」と呼ばれたりもします。

そんな日本でもポピュラーで人気の三毛猫ですので、多くの有名人が飼っている猫の種類でもあります。

1.田中裕二

「爆笑問題」というお笑いコンビの片割れとして有名な芸人、田中裕二さん。

テレビ番組の司会者としてその柔和な表情を見たことのある人は多いでしょう。

そんな田中裕二さんは芸能界の中でも有名な猫好きで、猫と一緒にいるとその柔和な表情がさらにとろけるようにデレデレとしてしまうそうです。

猫好きの田中裕二さんは二匹の猫を飼っており、その内の一匹が三毛猫の「ねねちゃん」。

もう一匹のキジトラ種の猫「ちーちゃん」と共に捨て猫だったのを拾ったのが二匹との出会い。

ねねちゃんは足先が白い、いわゆる「靴下」柄の毛の色をしたかわいい雌猫です。

田中裕二さんもたいそう可愛がっているそうで、インターネット上にもメロメロになった表情でねねちゃんと一緒に写っている写真を多く上げていますよ。

しかし芸能界という仕事柄、現在はなかなか一緒には暮らせず、ご飯をあげるために自宅に戻る生活をしているそうです。

2.小山慶一郎

ジャニーズのアイドルグループ、「NEWS」のリーダーを務めている小山慶一郎さん。

明治大学出身でありニュース番組でキャスターなども務めるという多才なアイドルですが、そんな小山慶一郎さんも大の猫好きとして有名です。

彼が飼っている猫の名前は「ニャン太」。

オスの三毛猫です。

小山慶一郎さんが中学校のころ、姉が野良猫を拾ってきたことが出会いで、その時も猫を飼いたいと必死に母を説得したそうです。

その後飼い猫となったニャン太をずっと溺愛しつづけており、とあるテレビ番組ではニャン太との寸止めのキスシーンまで披露しました。

さらには「ニャン太にしか見せない自分がいる」というほどの存在で、仕事で悩んだりへこんだりした時にはニャン太の前で泣いたりすることすらあるそうですよ。

彼にとってそんな時のニャン太はちょっとした距離感で見ていてくれて、時にちょっと近づいてきて擦りよってくれる感じがとても大きな励みになっているとのことです。

3.中川翔子

タレントや声優等と多才な活躍を見せている、しょこたんこと中川翔子さん。

芸能界ではトップクラスの猫好きとして有名な彼女ですが、そんな中川翔子さんも三毛猫を飼っています。

多数の猫を飼っているのですが、そのうち三毛猫なのは雌の「つくし」。

まん丸で大きな眼が愛らしい猫です。

中川翔子さんは小さなころからこの子を可愛がっており、ブログにも一緒の写真と共に「つくしギザカワユス」などとも書かれています。

ブログの過去のログでは子猫のつくしの写真も見れますよ。

顔のちょうど真ん中にしゅっと真っ直ぐ縦に入った白色のラインが特徴的で、その他の顔の大部分は黒色の毛でどこかマスクを被っているようにも見えて愛嬌がある顔をしています。

つくしという名前もネット上での一般公募により命名されたそうです。

ちょこんと座って見上げるつぶらな瞳のつくしの画像はインターネット上でも大人気です。

4.和歌山電鐵貴志川線貴志駅長

正確には有名人が飼っている猫ではないのですが、日本国内でトップクラスに有名な猫です。

名前は「たま」。

和歌山にある貴志駅という駅で駅長に任命された三毛猫です。

ちょこんと小さな帽子を被った姿はテレビや新聞でも取り上げられ、見たことのある人も多いのではないでしょうか。

「客招き」を業務としているたまでしたがその任命後貴志駅は大人気になり、駅に訪れる人は増え、列車の乗客数も増加。

さらには全国的な猫ブームの火付け役ともされている猫です。

たまは駅の売店の飼い猫でもあります。

2015年に死んでしまったのですが、その後もその功績は和歌山県全体で称えられ、いくつも像が作られるほどでした。

現在では「たま」の後を継いだ「二タマ」こと「たま二世」が駅長業務を引き継いでおり、勤務日は貴志駅で見ることが出来ますよ。

さらには駅長見習いの「よんたま」もいます。

当然、たま二世もよんたまも三毛猫です。

三毛猫は人をあまり怖がらないのでこの仕事が出来るのかもしれません。

たま二世は顔立ちが格好良い猫として有名で、よんたまは口元の黒い毛の点模様が愛嬌のある猫です。

三毛猫を飼っている有名人たち

ポピュラーな猫である三毛は日本中どこでもよく見られる猫の種類です。

ですがその三色の毛の配置は千差万別で、それが特徴であり愛嬌にもなる猫ですね。

三毛猫はプライドが高く頭がいい猫です。

人間を怖れないことも多く、初見の人間にも自分から近づいていくような猫でもあるので、愛想がいいとも感じられるでしょう。

気分屋であるので、気分がのらない時は呼んでも無視されることすらあるのですが、逆に甘えてくる時はトコトンに甘えてくれます。

そんな色々な表情を見せる三毛猫は多くの人に人気で、だからこそ有名人にも多く飼われている猫なんですね。