お母さんは、赤ちゃんや卵に栄養をあげなければいけません。
また、守らなければという気持ちが強くなり、気性が荒くなる傾向があります。
今回は、ペットにする動物の中で、メスの方が凶暴な動物をご紹介します。
ペットを飼う上で、何を飼うか、だけでなく、メスとオスどちらにするかも考えて飼っていきましょう。
ハムスター
可愛い見た目のハムスターですが、メスは意外と気性が荒い動物です。
逆に、オスはのんびりとした性格なことが多いです。
そのため、気が合わないとメスがオスをいじめてしまうこともあるので、オスとメスを同じケージに入れるのなら、初めは注意しながら飼う事が大切になります。
また、メス同士を飼うと、最悪殺し合いになってしまう場合もあります。
もちろん、オス同士だから良いかというと、そうでもないので注意は必要です。
どうしてもメス同士を飼わなければいけない場合は、大き目のケージを購入するか、ケージを分けることをオススメします。
初めてハムスターを飼うのなら、凶暴なメスよりも、おっとりめなオスを、まずは一匹大切に育てるのが良いでしょう。
今回紹介する中で、オスメス関係なく、一番扱いに気をつけなければいけないのがハムスターです。
それだけ臆病で、警戒心が強い動物です。
可愛いから、おとなしそうだから、と気を抜かずに、ハムスターの扱いに気を使いながら飼う事を大切にしてください。
ちなみに、ハムスターの中ではジャンガリアンハムスターが一番飼いやすいと言われています。
うさぎ
うさぎは、メスもオスも活発な性格ですが、妊娠してからはメスの方が気性が荒くなります。
出産してからは、子供を育てるために縄張り意識も強くなり、情緒不安定にもなりやすくなります。
また、メスの場合は実際に妊娠をしていないにも関わらず、想像妊娠をしてしまう事もあります。
想像妊娠の場合は、しばらくすれば落ち着きます。
しかし、その間のメスうさぎは気性が荒くなりやすく、情緒不安定です。
そういったうさぎの苛立ちなどを抑えるためにも、去勢や避妊手術も視野に入れておくと良いでしょう。
その場合は、なるべく早めに行う事をオススメします。
ちなみに、うさぎのオスとメスの区別は大変見分けがつきづらいです。
オスなら、おしっこをする穴とうんちをする穴が離れています。
また、おしっこをする穴が丸く、左右には睾丸が見られます。
メスなら、おしっこをする穴とうんちをする穴が近いです。
また、おしっこをする穴が縦に長くなります。
しかし、睾丸が見えづらかったりと、生後3ヶ月くらいまでは、きちんと見分けるのが厳しくなります。
心配な場合は、獣医さんに聞いてみることをオススメします。
猫
猫の場合、個人差はありますが、まずはオスの方が懐きやすい傾向があります。
反対に、メスの場合は、気分によってツーンとしたり、すり寄ってきたりと気難しいところがあります。
そして、メスの場合、妊娠してから性格が変わり、気性が荒くなる可能性が高くなります。
また、発情期にも、急にケンカをしたりと、気が立ってしまうこともあります。
ですので、やはり、猫においても去勢や避妊手術をしてあげることはストレスを減らしてあげる良い方法です。
また、去勢、避妊手術を終えると、メスは穏やかな性格に、オスはより甘えん坊な性格になります。
注意として言っておくと、今回は、手術を必ずした方が良い、というものではありません。
手術をすれば、もちろん子供は出来なくなってしまいます。
手術をするかどうかは、きちんと考えて行いましょう。
犬
犬は今回挙げた中でも、特にオスとメスの気性の変化、差が少ない動物です。
一般的にはオスの方が穏やかで、メスの方が気性が荒いと言われていますが、オスは縄張り意識などでケンカをすることもあります。
メスで大変なこととしては、気性の荒さよりは生理の方が大変かもしれません。
去勢、避妊手術をすれば穏やかな性格になるので、もしも考えているのなら早めに行ってあげることをオススメします。
どちらを飼うにしても、生まれた時に、甘やかすのではなく、しっかりと愛情を注いで可愛がってあげれば、落ち着きのある、いい子に育つでしょう。
しかし、妊娠、出産をすれば、メスは子供を守る気持ちが高まり、多少気性が荒くなりがちなことはあります。
子供が出来た時にベタベタすると、メスはイライラしてしまうかもしれません。
メスが凶暴なのは自然の摂理
メスが強いというのは、自然界で生き延びる上で大切な事だったのでしょう。
野生でも、ライオンやハイエナなど、様々な動物がオスよりメスの方が凶暴だと言われています。
人間も同じですが、妊娠はホルモンバランスが一気に変わるため、精神状態も変わりやすいものです。
メスを飼う場合は、妊娠した時のケアも、飼い主の大切な仕事だという事を忘れないでください。