ペットショップに行くと可愛い動物たちが沢山いて、癒されますよね。
特に小動物は飼いやすいので根強い人気があります。
その小動物の中でも、顔やしぐさの可愛いモルモットは人気のペットの一つでもあります。
モルモットと一言で言っても、実は沢山の種類があるのをご存知でしょうか?
そこで、モルモットの種類と特徴についてご紹介します。
元祖ショートモルモット
この品種はショートモルモット・イングリッシュモルモットという名前で、モルモットといえばこれ、といったよく見かける模様や姿形のモルモットです。
毛は短毛でツヤツヤしています。
この品種は実は野生には生息していない品種で、ペルーテンジクネズミ・パンパステンジクネズミなどの品種改良という説があります。
性格は人懐っこくて社交性があるので元気なイメージです。
また、体のカラーも沢山存在しているので、お気に入りのモルモットに出会えるかもしれません。
愛嬌のある表情のモルモットなので、安心して飼えるところも良い点です。
よく見かけるクレステッドモルモット
こちらの品種もショートモルモットと同じく、品種改良されたモルモットなので野生には存在しない品種です。
毛も短くショートモルモットに良く似ていますが、頭のてっぺんにつむじの渦巻きがあるのが大きな特徴です。
もともとモルモットは小動物なので臆病な生き物なのですが、慣れてくると声を出してコミュニケーションを取ってくれる動物なので、とても可愛いです。
また、一旦慣れてくるととても甘えてきます。
ご飯が欲しいときなどは、ピューピューと鳴いて催促してくるのでとてもわかりやすいところも可愛いですよね。
超短毛のテディモルモット
こちらの品種も野生にはいない品種で、品種改良というよりかは、アメリカで突然変異ので発見された品種と言われています。
毛もショートやクレステッドと同様、短毛というよりも短くてちぢれているところが大きな特徴と言えます。
また、国によっては毛の質が違うのも特徴です。
アメリカ系のテディモルモットは軟らかい毛、アビシニアン系のテディモルモットは逆に固くてゴワゴワしていたり少し長めの毛だったりします。
見た目は少し耳の小さなねずみのような可愛い顔をしています。
長い毛のペルビアンモルモット
ショート・クレステッド・テディの短毛と比べて、逆に長くて沢山の毛で覆われているのがこのベルビアンモルモットです。
この品種も同様、野生には存在しない動物で、体の毛は一番長いときで体全体の毛が地面についてしまうほど長くなる品種です。
短毛のモルモットとまったく逆の印象のモルモットといえます。
大体のペルビアンモルモットはストレートなので、毛のお手入れはブラシなどでグルーミングできますが、中には巻き毛のペルビアンモルモットがいますので、巻き毛の場合は反対ににグルーミングしなくても毛が巻きつくことはないのでお手入れの心配がありません。
こちらも色々な色の種類がいるので、お気に入りを探しやすいのも特徴です。
巻き毛のアビシニアンモルモット
この品種は名前の通り、別名を巻き毛モルモットといいます。
毛はうさぎのようにフサフサに生えていて、その毛にはつむじのような巻き毛があります。
この巻き毛をロゼットというのですが、このマビシニアンモルモットの中で左右対称にロゼットがあるモルモットほど価値が高くなるほど、つむじが特徴のモルモットです。
ノーマルの毛の場合は少しバサバサした毛質になりますが、他につやのあるサテン系の毛質のモルモットもいるので好みが分かれやすいです。
毛の無いスキニーギニアピッグ
ピッグと名前がついているように、体に毛がまったく生えていないので、見た目がとてもブタに似ています。
中には鼻先や手先などに少し毛が生えているモルモットもいますが、基本的には無毛種の品種になります。
毛のお手入れが気になる人や、ほこりなどのアレルギーの人にはピッタリのモルモットといえます。
肌の色がピンクや黒・茶色や斑点の模様のモルモットもいるので好みのモルモットを探しやすいです。
しかし、この品種はなぜか現在、メスがいないようでオスしか出会えません。
もしメスが欲しい人には残念ながらこの品種はオススメできません。
ペットショップでメスを発見したなら、それはとても貴重なモルモットといえます。
好みに合うモルモットを探そう
モルモットと一言でいってしまえないほど、種類や特徴もさまざまで、どの子がいいかと悩んでしまいますよね。
毛が短いほうがいいのか、長いほうがいいのか、ストレートがいいのか、ロゼットがあるほうがいいのか、または色なんかも絞りながらお気に入りのモルモットが探せるといいですよね。
どのモルモットももともとは臆病な性格なので、あまり脅かさないようにのんびりと飼育できる環境で飼っていくと懐いてくれるのも早くなります。